被害妄想

わりかしブサイクよりなのかもしれないと言うことに
２，３年前くらいに気づいた山田です。でもまだちゃんとは認めてないよ。

いきなりですが、二枚目って得ですよね。
二枚目が得なのか、ブサイクが損してるのかはわかりませんが、
ブサイクよりは二枚目の方がいいに決まってます。
よく、「優しい人が好き」というのを聞きます。
しかし、「優しい二枚目」と「優しいブサイク」を比べたら、確実に「優しい二枚目」の勝ちです。
「優しい二枚目」と「激しく優しいブサイク」でも「優しい二枚目」が圧勝することは明らかです。

よく、犯罪者の顔写真をニュースなどで見かけますが、ブサイクの割合が激しく多いです。
ではなぜ犯罪者にブサイクが多いのか。
理由は色々ありますが、僕はそのなかの一つにポイントを絞ってみました。

　　　　　　　「セクハラ」

よく聞く言葉ですね。これはれっきとした犯罪です。
しかしながら、これは基準がとても曖昧です。
何をされたかも重要ですが、これは受ける側が、「被害」として感じるか否かです。
一つ例をあげてみましょう。

男性Ａは仕事帰りにバーで一杯のブランデーを飲みに行くのが日課。
今日もいつものバーへと足を運ぶ。
いつものカウンターの席に座ろうとすると、先客がいました。Ａは仕方がないので隣に座ることに。
なにげなく隣に目をやると、そこに座ってるのは初恋の子、Ｂでした。
ＢもＡに気づき、２人は淡い思い出話に華をさかせました。
楽しく飲む二人。Ａはいつもより酒が進み、少し酔ってしまいました。
そして帰路につく二人。駅まで一緒に向かいます。駅へ向かう途中に公園がありました。
ＡとＢは、少し酔いを冷ます為、公園のベンチにて休むことに。
そこでＡは酔いのせいもあり、勢いでＢにキスをしてしまいました。

さて、ここでＡが二枚目なのか、ブサイクなのかが問題になります。
Ａが二枚目だった場合はどうなるでしょう。

Ｂ「やだ・・・突然何するの・・・」

Ａ「ご、ごめん。・・・・実は俺、昔からＢのことが好きだったんだ。」

Ｂ「えっ・・・・」

Ａ「今こうやって再会できたのも運命だよ！俺と付き合ってくれないか？」

Ｂ「・・・・・・・・うん。実は私も昔からＡのことが気になってたの・・・」

なるほど。そうきたか。
Ｂは実は昔は別に好きな人がいたのですが、素敵に成長したＡに惹かれてしまったようです。
では、Ａがブサイクだった場合も考えてみましょう。

Ｂ「なっ！なにすんのよ！！変態！！」

ロｄДｄリ「へ、変態って・・・。お、俺昔からＢのことが好きだったんだ！」

Ｂ「うわ！うわ！何か言ってるよ変態が。あっ！あれか！私の縦笛盗んだのオマエか！！」

ロｄДｄリ「し、知らないよ！俺そんなことしてないよ！俺は純粋に・・・」

Ｂ「寄ってくるんじゃねぇよ！この家畜が！
　　どーせオマエ友達もいないんだろうと思って、逃げ出したい気持ち抑えて
　　一緒に飲んでやってたのによ！いきなりキスなんかするなんて、このセクハラ魔人がぁ！」

ロｄДｄリ「そんな・・・好きなんだ！俺と付き合って下さい！」

Ｂ「黙れ無職が！どーせ好きったって、昔の私をイメージしてるんだろ！？
　　子供の頃の私が好きなんだろ！？このロリ男！ロリ無職！！」

ロｄДｄリ「・・・・・・・・ロリっていうな・・・」

Ｂ「は？きこえねぇよ、ロリ。オマエもう訴えるからな。慰謝料たっぷりふんだくってやるよ。
　　あ、でもオマエ無職だから金ねぇか。ハハ、だっせ！ロリだっせ！」

ロｄДｄリ「ロリって言うなぁぁぁ！！」

なんてことだ。ただブサイクってだけでこの扱い。
仕事帰りのバーで出会ったはずなのに、いつのまにか無職です。
Ｂもヒドイ女です。ロリとかまで持ち出すことないのに。縦笛とったのは俺じゃないのに。
あ、俺の話じゃないか。

どうでしょう。これが二枚目とブサイクの違いです。
かたや新しい恋が芽生えてるのに対し、ブサイクは犯罪者です。
ヘタしたら中傷されたことでキレたＡがＢを暴行してしまうケースもあります。
こうやってブサイクな犯罪者がうまれるわけですね。なるほど、わかりやすい。

なんだろうね。二枚目っていいよなぁって話をしたかっただけなんですけどね。
いつの間にかブサイクの嘆きになってますね。
とりあえず皆、ブサイク相手でも優しく接してあげなきゃだめだよ。
僕はそんなブサイクじゃないよ。