ドラゴンボール知らない人にはわからない話
ドラゴンボールのアニメの再放送を見て大爆笑しました。
ピッコロさんの腕が伸びたことに驚く天津飯。アフォです。
この人過去に背中から腕生やしました。伸びたどころの話ではありません。
ドラゴンボールファンの間では、
彼に三つ目があることが既にアレだという意見がよくでますが、
この際そんなことどうでもいいです。今回のテーマは腕なんです。
4本の腕を持つことができる彼なのに、たかだか腕が伸びただけで「!!!」です。
まるで腕の技は自分の専売特許であるかのようです。
もしかしたら、ただ驚いただけではなかったのかもしれません。
彼は恐らく、相当プライドが高いのでしょう。
「クソッ!俺は腕増やせるのに!!あれでパフォーマンスのつもりかYO!」
きっと内心こんなだったに違いありません。
彼はプロなんです。
腕が伸びる程度のちゃちな技で満足してるピッコロさんが許せなかったんです。
それ以上に、そのちゃちな技で驚いている観客が許せなかったのかもしれません。
「俺が腕4本にできることを知らないのかコイツら!
いいや!こいつらは前回の武道会にもきてるに違いない!
なのに・・・なのになぜこの程度の技で!!
・・・・・これがスター性なのか・・・み、認めないぞ!!」
自分が脇役であることを認めたくないようです。気持ちはわかります。
なにせ彼は前回の優勝者なのですから。
もうピッコロさんにライバル心むき出しです。
その証拠に、彼は次の自分の試合でとんでもない技を繰り出します。
四身の拳
なんと彼は4人に分身してみせたのです。
これはすごい。もう自信満々な顔の天津飯。
どれだけすごい技であるかをアピールする為、自ら
「俺の12の目からは逃れられんぞ!」などと言ってみる始末。必死です。
目が三つなのは生まれつきなので、12の目があるのは半分親のおかげなのに。
しかも力は分散されるのであっさり負けてしまうという失態。
もうどうしようもありません。
しかし天津飯は満足だったかもしれない。
もはや彼は試合うんぬんより、いかにしてピッコロさんより目立つかが勝負なのだから。
「フフフ、どうだピッコロ。お前は腕伸ばしただけだが俺は4人だ。
腕に至っては8本だ!!更に腕増やしちゃえば16本だ!!!!」
完全に道化です。
試合に負けて勝負で勝ったとでもいうつもりでしょうか、このハゲは。
結局その後、ピッコロさんに巨大化という技を使われ、天津飯はただの前座となりはてました。
そして負けを認めた天津飯は、調子こいてた自分が恥ずかしくなったのか、
キコウホウで地面に穴をあけてその中に隠れてしまいました。
まさに穴があったら入りたい状態だったのでしょう。
元ピッコロ大魔王を封印すべく魔封波を必死で練習し電子ジャーを壊してしまい、
ビビりながらも戦いを挑み、相手にされず生まれたばかりのザコにボコられた過去を持つ天津飯。
電子ジャーを買いにいけば済みそうだったのにあえてそれをせず、結局負けた天津飯。
思えば彼はこの頃からただの前座マンになったのかもしれません。